離婚したくない?離婚回避への心理学の方法【弁護士監修】
夫・妻から突然、離婚を切り出されたらどうすればいい?離婚したくない人がとるべき行動、離婚を回避するためにやってはいけないこと、夫婦の話し合いの進め方と内容、会話(コミュニケーション)の回復について心理学の観点で具体的に紹介しています。
離婚したくない人がとるべき行動
夫・妻から離婚したいと言われても離婚したくないなら?らどうすればいい?離婚したくない人が今すぐにとるべき行動について解説します。
まず離婚したくないとはっきりと自分の意思を伝えてから今後について冷静に話し合うことを望んでいると伝えて下さい。
あなたとの家庭生活での良い出来事の思い出が記憶や意識に残っています。
説得する際にあなたとの暮らしで幸せを感じていたことが作用するのです。つまり冷静で優しい話し方が離婚を考え直してもらうためには効果的と言えます。
離婚したくない人がとるべき行動
「早く離婚して欲しい」「どうしても応じたくない」と答えが平行線の状態が続くようであれば今すぐに解決しようとせずにお互いに考える時間が必要と判断して猶予の期間1ヶ月を提案して下さい。
説得する前に夫・妻の言い分を聞く
いきなり離婚したいと言われてショックを受けて動揺してしまいますが、もちろん離婚を切り出した夫・妻も冷静な状態であるとは限りません。説得することを急がずにまずは考える時間をとるなど、お互いに冷静になる必要があります。夫・妻を説得するつもりで無理に問い詰めたり、相手の考えを否定し、自分の考えを押し付けることは逆効果です。
今すぐに離婚を考え直してもらうことは難しいはずです。無理に説得しても平行線になってしまいます。お互いの仕事や家事などの都合を考慮して次の週末までなど少し時間をおいて対処することが重要です。
気持ちを理解する時間が欲しいと伝えて結論を保留してもらうことから夫・妻に離婚を考え直してもらえるチャンスを得ることができるのです。